2017年05月16日
韓国新政権、早くも北朝鮮に遠慮 中国に露骨なすり寄りも
 反米親北朝鮮だった故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の同志であり、盧武鉉政権でナンバー2の大統領秘書室長まで務めた文在寅大統領。事実上の「第2期 盧武鉉政権」ですね。
 早くも北朝鮮に対する気配りがうかがえます。
スポンサードリンク

 以下は韓国の聯合ニュースが配信した「北のミサイル受けた韓国政府声明 「制裁」「圧力」の文言消える」と題した記事の一部です。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、北朝鮮による14日の中長距離弾道ミサイル「火星12」発射を受けた政府の声明に「懲罰」「制裁」「圧迫(圧力)」といった文言を盛り込まなかったことが、16日までに確認された。これらの文言は、朴槿恵(パク・クネ)前政権が北朝鮮の挑発に対する政府の立場を発表する際、欠かさず入れていたものだ。

 14日の弾道ミサイル発射直後に韓国外交部が発表した「政府声明」には、発射を「強力に糾弾する」という表現と、「いかなる挑発も容認しない」という警告のメッセージが含まれていたが、懲罰、制裁、圧力といった文言はなかった。

 政府筋はこれについて、「前政権が制裁と圧力で北を非核化に向けた対話に戻らせる方針だったとすれば、現政権は制裁・圧力と対話を並行するというスタンス。そうした変化が反映されたのでは」と話した。
(ここまで引用)


 どうですか。
 大統領選直前まで「当選したら真っ先に平壌に向かう」と発言し、南北協力事業である北朝鮮の開城工業団地の再稼働まで公言していただけのことはあります。

 開城工業団地を再稼働したり、金剛山観光を再開すれば、北朝鮮が喉から手が出るほど欲している外貨(米ドル)を提供するのと同じ行為。
 普通に考えれば、国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁決議に違反し、金正恩政権に対する国際包囲網に大きな穴を開けることになります。

 そういえば、聯合ニュースの報道で、韓国統一部の当局者が11日、開城工業団地の操業を再開すれば国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議に違反することになるかと記者団から問われ、「検討してみなければならない」と答えた、というのがありました。


 もう、「開城工業団地の操業中断は国連制裁の対象リストに載っておらず、韓国の独自制裁だったため、再稼働も韓国政府の判断で可能だ」と言い出しかねない雰囲気です。

 一方で、中国にすり寄る姿勢も露骨に示し、中国の習近平政権もニヤリとしていますね。

 文在寅大統領は就任直後に習近平国家主席と電話会談した際、「北の追加挑発がなければTHAAD問題の解決は容易になる」と答えました。(韓国大統領府発表)
 発言を素直に読めば、北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル発射などを自制すれば、中国の要望通り、米軍が韓国に配備したTHAADを撤去することが可能になる、という風に解釈できます。

 これを聞いたトランプ大統領は間違いなく、激怒していることでしょう。

 やはり、東アジアは波乱の時代に入ったようです。
【親中国・北朝鮮の文在寅政権の最新記事】
posted by 永遠の旅行者 at 19:36 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 親中国・北朝鮮の文在寅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/449946559
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック