2015年09月03日
習近平主席の「中韓関係は歴代最高」発言、実は韓国大使館の「誤訳」 最終版では消え失せる
 昨日の中韓首脳会談で習近平国家主席が冒頭、「中韓関係が歴代最高」と発言したと韓国青瓦台(大統領府)がいったん発表したものの、実は「誤訳」だったそうです。
20150902 中韓首脳の昼食会.jpg
(中韓首脳が昼食会=2日、北京の人民大会堂 青瓦台HPより)


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 有力紙「中央日報」系列のケーブル専門局「JTBC」によると、中韓首脳会談の冒頭の発言は、プール取材で会談場に入った韓国メディアの記者が録音し、習近平氏の発言部分の翻訳を青瓦台に要請したとか。

 青瓦台側はこの翻訳作業をなんと北京の韓国大使館のインターン職員に任せた上、その翻訳内容が何のチェックも受けないまま記者団に配布された結果、本日の朝刊各紙の記事に「歴代最高の友好関係」というフレーズが掲載された、とのことです。


 実際に各紙を見ると、自社記事を土台に書かれた社説やコラムでも同じフレーズが使われていることから、「誤報」の再生産も進んでいますね。


 引き続きJTBCによると、青瓦台側は後で、最初に配布した翻訳内容のバージョンアップ版(要は最終的な詳細版)を韓国記者団に渡しましたが、そこには記者たちが飛びついたキーフレーズである「中韓関係が歴代最高」という表現は影も形も無くなっていたそうです。

 記事の締め切り時間の関係と思われますが、このバージョンアップ版の内容は朝刊の記事には反映されなかったもようで、結果的に「誤報」騒動となりました。


 JTBCのニュース番組では、キャスターや一線の記者も「メディアがそのまま報じる大事な首脳の発言内容の翻訳をなぜ、インターンに任せたのか?」と青瓦台の対応に呆れた様子でした。


 朝鮮日報によると、韓国大統領府関係者はこの件について「(韓国大使館の)文化院に翻訳を依頼したが、意訳で一部誤りが生じたようだ」と話したそうです。


 一方、朴槿恵大統領を賞賛する「提灯記事」のオンパレードとなっている韓国メディアですが、韓国経済(日本でいえば「日経新聞」のような経済紙)が社説で「 議論の末に実行された朴槿恵大統領の訪中だった。韓国政府は(北朝鮮問題をめぐり)何か進展があるように期待をいっぱいに膨らませていたが、肝心の特別な成果がない。せっかくお昼を共にしようと大統領がその議論を踏み越えて訪中したのではないか。今回の会談で、中国傾斜という批判に重みだけが載せられるように見えた」と指摘していたのが光りました。


posted by 永遠の旅行者 at 17:33 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 膨張中国と対決する日米、従属の韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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