2015年08月04日
韓国の輸出入、7カ月連続で減少 過度な中国依存が災い、「不況型黒字」が継続
 韓国紙「韓国経済」が産業通商資源部(省に相当)の暫定集計発表として報じたところによると、韓国の今年7月の輸出額は昨年同月比3.3%減の466億1000万ドル、輸入額は同15.3%減の388億5000万ドルとなりました。
 輸出は7カ月連続、輸入は10カ月連続の減少です。


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 7月の貿易収支は77億6000万ドルで42カ月連続の黒字を記録したものの、輸入が輸出よりも減ったことによる典型的な「不況型黒字」という分析が支配的です。

 デフレ傾向も鮮明になり、企業は新規投資に及び腰で、日本の「失われた20年」のような雰囲気になりつつありますね。


 韓国メディアは「大変だ」と大騒ぎですが、中国経済が減速する中、過度な「輸出依存」で成長をかさ上げしてきた歪な経済構造、特に「中国依存」が激しいことが災いし、韓国企業の努力だけではどうにもならない可能性が濃厚。


 また、輸出入がともに減少しているため、今年の年間交易額(輸出額+輸入額)が1兆ドルを突破するかは不透明。

 韓国は、米国重視を徹底しオバマ政権と良好な関係を保っていた李明博政権時代、ウォン安政策で輸出が絶好調でした。

 そして同政権中の2011年に初めて年間交易額が1兆ドルを超え大喜びして以降、昨年まで安定的に1兆ドルを上回っていただけに、この大台を割れれば韓国人の自尊心が大きく傷つき、朴槿恵政権の経済政策を批判する声がさらに高まると見られます。


posted by 永遠の旅行者 at 05:07 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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