2015年07月24日
4〜6月期成長率0.3%に韓国人ショック 輸出減少、デフレ傾向鮮明
 韓国経済が本格的な「低成長」というか、ゼロ成長の道に入ってきました。
 ここ数年、デフレ傾向が鮮明になっており、歴史的な低金利政策で景気刺激を行っているものの、不動産価格がややアップする程度の効果しか生んでいないのが実情です。


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 韓国銀行(中央銀行)が23日に発表した今年4〜6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期比0.3%に止まりました。

 5期連続の0%台成長で、昨年10〜12月期(成長率0.3%)を除けば、金融危機直後の2009年1〜3月期(0.1%)以来約6年ぶりの最低水準だそうです。


 まあ、今回は中東呼吸器症候群(MERS)流行や干ばつといった特別の要因が大きく影響しているのは間違いないものの、専門家の間からは「輸出減少や内需不振などの構造的な要因のため今後も低成長が続くかもしれない」という懸念が出ています。


 もちろん朴槿恵政権も景気回復のため財政支出や利下げなど、あらゆる手段を総動員しています。

 韓国銀行は李柱烈(イ・ジュヨル)総裁就任後、1年間に4回も利下げを行い、ほぼ限界まで金融緩和を実施した状態。

 さらに政府は先日、11兆8000億ウォン(約1兆2000億円)規模の補正予算案を編成し、今年の3%成長を死守しようと必死です。


 しかし、低金利政策と巨額の景気刺激策の組み合わせだけでは根本的な処方箋にならないことは、「失われた20年」と形容される長期不況に苦しんだ日本の経験が証明していますね。


 ちなみに韓国銀行は今年の韓国の成長率を2.8%と予測。
 これについてもエコノミストの間では「困難」との見方が支配的です。


 韓国の有力経済紙「韓国経済」は最近の社説で、 朴槿恵政権下で経済疲弊が進行する背景について「中小企業を保護し、農民のためだとして路地まで保護するというポピュリズムが政治を病ませている。ギリシャを混乱させたパパンドレウ左派政権がたどった道をそのまま踏襲しているところだ」と指摘。
 その上で「アジア開発銀行(ADB)が韓国は『中所得国の罠』から抜け出したという報告書を出したのはわずか4年前だ。しかし今の韓国は政治が掘った『経済的自殺』の穴に向かっている」と批判しています。


posted by 永遠の旅行者 at 12:54 | ソウル ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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