2015年07月01日
中国がギリシャに急接近、欧州進出の足掛かり? ドイツやフランスが中国の怖さ知る契機にも

 欧州訪問中の李克強・中国首相がブリュッセルで記者会見し、ギリシャ財政危機について「中国は建設的な役割を果たす用意がある」と述べ、この問題に積極的に関与する姿勢を示しました。


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 自国の影響力を地球規模に拡大することを目指す中国ですが、以前から欧州の橋頭堡としてギリシャを狙っていたことは有名ですね。

 産経新聞によると、中国は、ギリシャの最大の港湾、ピレウス港の開発整備に中国企業を参加させ、工事を主導したい思惑があると指摘されます。
 中国が欧州への陸海路のインフラ整備を進める「新シルクロード(一帯一路)構想」で、ピレウス港は欧州の関門といわれるとか。


 中国がピレウス港を実質的に自由に使う「権益」を確保すれば、「将来的に中国海軍が欧州に進出する際の足掛かりになる」との見方が安保専門家の間から出ています。


 中国がアジアで行っている手口を見れば、インフラ整備や貿易拡大を通じて特定国に対する経済的な影響力を強め(つまり、中国依存症にさせること)、通商拡大を名分に中国が自由に使える港湾を整備し、やがてそこに中国海軍の艦船を送り込む、というやり方。


 さすがに欧州連合(EU)、中でもドイツやフランスは域内で中国の軍事的なプレゼンス拡大が進むことには警戒感を抱いているようですが、当のギリシャは知らん顔。


 ドイツやフランスが嫌がる中国やロシアを深く引き込みながら、EのU支援をねだる「チキンレース」を展開中。

 それでもEU側が「ノー」と言えば、本当に中国やロシアに巨額の支援を求め、代わりに同港の「権益」ぐらいは簡単に売り渡してしまいそうな雰囲気です。


 ただ、そうなればドイツやフランスも、国際秩序を無視して膨張する中国の脅威を肌で感じ始めるでしょうから、日本の中国警戒感に少しは理解を示してくれるかも知れません。

 まあ、甘い期待を持つのは禁物ですが。


posted by 永遠の旅行者 at 00:09 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 膨張中国と対決する日米、従属の韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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