2015年06月25日
韓国、MERS不安除去に外国人観光客対象の保険運用開始 感染なら55万円、死亡なら1100万円
 韓国の中東呼吸器症候群(MERS)流行に対する外国人観光客の不安を解消するための対策として、韓国政府が先日、導入を打ち出した新しい保険制度が昨日から始まりました。


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 ハンギョレ新聞によると、韓国旅行業協会が韓国政府の支援を受けて「外来観光客対象MERS補償保険」に加入し、昨日以降、韓国に入国したすべての外国人観光客に適用されます。


 外国人観光客は韓国入国と同時に、別途の手続きなしに自動的に同保険に加入することになるそうで、観光客の立場からすれば、一応は安心できますね。

 同保険の適用期間は9月21日までの3カ月間。

 これは、政府として、3カ月あればMERS事態が沈静化するとの見通しに基づいているのでしょう。


 同保険は、7月3日に開幕する光州ユニバーシアードの参加選手団にも適用されると言うことなので、こちらも大きな目的だったのかもしれません。

 発展途上国の選手団の中には、万一の事態への不安に加え、感染時の治療費負担(途上国の人からすれば「莫大な治療費」となるでしょうから)を考えて、参加を躊躇する国が出ることは容易に想像されるので。


 ところで同保険をめぐっては、政府の創設発表直後、韓国メディアから「こんな保険制度をつくるよりも、MERS根絶が最大の観光客誘致策」「わざわざ韓国が『MERS感染国家だ』と海外に宣伝するようなものだ」と批判が噴出し、ネット上でも評判は悪かったですね。


 補償の中身ですが、外国人が韓国入国後20日以内にMERS陽性反応が出れば治療補償金500万ウォン(約55万円)、感染確定から20日以内に死亡すれば1億ウォン(約1100万円)の補償金を受け取ることができます。

 ただし、就業ビザ所持者や永住権者、航空機の乗務員、船員は適用外。
 韓国入国前後にMERS発生地である中東を訪問した外国人も補償対象から除外されるそうです。


posted by 永遠の旅行者 at 17:20 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | MERSに恐怖する韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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