2015年06月15日
朴槿恵大統領がソウル・東大門のファッション・モール視察、買い物客激減で困る店舗を激励 マスク着用せず人混みの中、市民に消費活動訴える
 中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大に「手をこまねいていた」として強い批判を浴び、世論の逆風に晒されている朴槿恵政権。
 ネット上などで「姿が見えない」と皮肉られている朴大統領は14日、ファッション関係の店舗が集中するソウル市・東大門の大型ショッピングモールを視察し、関係者を激励しました。
20150614 朴槿恵の東大門視察.jpg
(ソウル市・東大門を視察する朴槿恵大統領=14日 青瓦台HPより)


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 テレビ各局のニュース番組で流された映像によると、朴大統領が小さな衣料品店に立ち寄り、売り場の女性と会話をする様子が放映されていましたね。

 朴大統領が「MERS事態」をめぐり、現場視察を行うのは「国立中央医療院」(5日)、「汎政府MERS対策支援本部」(8日)などに続き、今回で4回目。、


 聯合ニュースは、今回の視察について「大勢の人が集まる場所を初めて訪れ、感染拡大を憂慮する国民の不安感を解消する狙いだ」と解説しています。


 東大門一帯の観光地やショッピングモールは、MERS感染の不安から、韓国人客が20〜30%減少、中国人観光客に至っては80〜90%ダウンし、売り上げの急減で大きな打撃を受けているとか。
 このため、国民に「安全安心」をアピールし、経済活動の萎縮防止を訴える舞台としては、おあつらえ向きだったと言えます。


 ニュース映像では、マスクを着用しない朴大統領がモール内を歩き、売り場の女性に対し「事業資金の支援や税金の納付期限延長などの対策を講じる」と述べながら激励する一方で、中国人観光客にも話しかけ「中国に戻ったら、安心して韓国を訪れても大丈夫だ、と伝えて欲しい」と要請する様子が映っていました。

 聯合ニュースによると、朴大統領は現場に集まった市民らに「余り萎縮せず、たくさん活動してもらえれば(経済の活性化につながるため)感謝する」と訴えたそうです。


 朴大統領は引き続きソウル大学病院を視察し、感染防止のために防護服姿で患者の治療に当たる女性看護師と電話を通じて激励するパフォーマンスも行いました。


 ところで聯合ニュースによると、サムスン・ソウル病院で2人目となる医師の感染者が確認されました。

 この医師(37)は、先月27日に同病院応急室に入った際、そこにいた感染者から伝染されたと見られているとか。
 幸い、MERS発症を示す発熱症状が出たのは今月10日午後で、その後は「自宅隔離」措置が取られたため、この医師が「震源地」となって感染が拡大する可能性は低いそうです。

 なぜなら、韓国の専門家によると、MERSは発症して発熱や咳、筋肉痛などの症状が出るまでは、体外へのウイルス排出が起きないことから、例え感染しても発症前は「他人に感染させる心配は無い」とか。
 韓国メディアも、まったく注目していません。


 一方、教育部によると、MERS拡散防止のため15日も休校する予定の幼稚園と小中高校などは全国で計440カ所(うちソウル市内は102カ所)で、休校数は12日の2903カ所から大幅に減少しました。


posted by 永遠の旅行者 at 01:34 | ソウル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | MERSに恐怖する韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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