2015年06月08日
韓国、MERS恐怖で繁華街や映画館、遊園地は閑散 運動会やイベント中止も相次ぐ 外出時はマスク必携に
 韓国では中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大による不安が高まり、映画館やデパート、スーパーマーケットなど不特定多数の人が集まる場所に出入りするの敬遠する雰囲気が拡散し、こうした大型施設や繁華街も人通りがめっきり減りました。


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 前にも書きましたが、「見てくれ」を重視する韓国人の多くは、カゼをひいても、中国大陸から高濃度のPM2.5が襲来しても、なかなかマスクをつけないのですが、今回はあちこちでマスク姿が目立ちます。
 これ自体、驚くべき事ですね。

 そして、幼稚園や小中高校は次々と休校し、住宅街の公園にも子供の姿はありません。
 今回の感染拡大に最も敏感になっているのは小さな子供を抱える母親たちであり、不安で子供を外で遊ばせられないという気持ちなのでしょう。

 このため「ママと子供」への依存度が高い業界が最も苦しいのかも知れません。
 もちろん、普段は親子連れで賑わう遊園地や動物園もガラガラです。


 以下は「閑散とした市場、経済心理戦が至急」という中央日報の記事です。
 参考に引用して起きます。

 7日、ショッピング客2人が人の少ないなソウル市の南大門市場を歩いている。
 日曜日の午後は混雑する時間だが、MERSの拡散以降、客は半分以上減っている。
 7日午後1時、京畿道・平沢市のA大型マートは普段と違った。
 家族連れのショッピング客で混み合う日曜日の午後だったが、閑散としていた。
 23カ所あるレジは18カ所に減らされた。
 売り場の関係者は「客の数が30〜40%減った」とし、「家族の代わりに代表1人が来て、速やかに買い物を終えて帰っていく」と述べた。
 この地域で中東呼吸器症候群(MERS)患者が集中発生しているからだ。

 平沢だけではない。
 この日午後3時、ソウル市中区のロッテ百貨店本店。
 平日にはそれほど多くなかった「マスク着用」客が大きく増えた。
 デパート関係者は「週末から謝恩イベントが始まり、本店の客数は普段と似ているが、MERS感染者が出た水原(スウォン)店や大田(テジョン)店は客が10%減った」と述べた。

 MERSの拡散で産業界の苦痛が深まっている。
 外出を控えたり人が集まるところを避け、お金が回っていない。
 観光業界はほとんど恐慌状態だ。
 韓国観光公社によると、1〜4日に韓国旅行を取り消した外国人観光客が2万人を超えた。
 国内トップの旅行会社ハナツアーのチョン・ギユン・チーム長は「今までは重症急性呼吸器症候群(SARS)のトラウマがある中国人観光客のキャンセルがほとんどだった」とし、「5日からは日本人観光客も加わり、心配だ」と話した。

 ため息は観光光業だけではない。
 中国人消費者のおかげで特需が発生していた化粧品、免税店、航空運送、ホテル・レジャー業種の打撃が懸念される。

 HMC投資証券の関係者は「2003年に中国・香港などでSARSが拡散した当時、国内で4人の感染者が報告されたが、死者はいなかった」とし、「当時、観光・内需など経済的な被害も少なかった」と話した。
 しかし今回は韓国内で拡散している上、死者が出ている点が違う。
 恐怖もそれだけ大きくなるしかない。

 製造業も列外でない。
 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は9〜11日にソウルで、海外バイヤーを招請して大規模なエンジニアリング・建設相談会を開催する。
 東南アジア、中央アジア、ロシアなど「工事」が多い37カ国から64社が参加する。
 しかしオーストラリア、ウズベキスタンの2社が突然「出席をキャンセルする」と通知してきた。
 KOTRA側は「MERSが心配でキャンセルしたと理解している」と話した。

 ただ、今までMERSは院内感染が中心だ。
 韓国投資証券のチョン・フンソク研究員は「MERSの業種別影響は患者数と軌を一にするだろう」とし、「現在は病院感染に限られているという点で過敏に反応する必要はない段階」と強調した。
 「経済は心理」だが、ここが崩れれば付随的な被害も増えるということだ。

 ソウル大のソン・ビョンラク名誉教授(経済学)も「経済心理戦」を強調した。
 ソン教授は「空気感染の可能性について当局がMERS情報をより積極的に説明すれば、内需がさらに委縮するのを防げるだろう」と述べた。

 ユ・ファンイク全経連産業本部長も「流通業、観光業への打撃を最小化するには、当局が中国や日本などに迅速にMERSを遮断できるという“信号”を見せなければいけない」と指摘した。
 内需が沈滞する前に経済・外交部署と大使館・貿易館が積極的に取り組んで情報を提供し、対策も説明する必要があるということだ。
(ここまで引用)


 どうですか。
 とにかく、韓国の内需落ち込みはかなり激しくなりそうです。

 大型スーパーやデパートに行く代わりに、他人と接触しなくても購入できるネットショッピングの売上高は逆に急増しているそうです。


 本日も嫁さんと近所を散歩しましたが、住宅街周辺は比較的、人通りはあります。
 小さな子供は見かけませんが‥。

 これは「バスや地下鉄を使わず、自宅近所で散歩したり買い物をする分には、感染者と接触する可能性は低いだろう」と考える人が多いからではないでしょうか。


 ちなみに、バス停で行き交うバスの乗車具合を見てみると、やはり結構ガラガラの車両が目立ちますね。
 仁川国際空港や金浦空港も寂しい雰囲気だとか。(このところ、怖くて足を運んではいませんが‥)


 あと、行政機関からは、運動会や各種イベントなど多くの人が集まる行事の開催を自粛するようお達しが回っています。

 この季節、小中学校はもちろん、韓国に雨後の竹の子のようにあるキリスト教(韓国では「プロテスタント」を意味)や天主教(同「カトリック」を意味)の教会も信者・信徒を集めた運動会を行うところが多いようですが、これもほぼ全面的に中止や延期になっているそうです。


 一方、韓国メディアによると、世界保健機関(WHO)から派遣されたMERS合同調査団が8日、韓国に到着し、9日にも韓国政府と合同調査に乗り出す予定。
 13日までMERS患者が入院した病院や感染経路、隔離施設などを調べる方針だそうです。


posted by 永遠の旅行者 at 23:39 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | MERSに恐怖する韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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