2015年06月07日
韓国、MERS感染が14人増え64人、死者5人に  「隔離」対象者2千人突破、政府が感染病院名公表も発表ミスでまた混乱
 中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大で混乱状態に陥っている韓国。
 韓国保健福祉部は本日、MERS感染者が14人増の64人に、死者が1人増え5人になったと発表しました。
 「隔離」対象者は遂に2千人を突破して2361人に達したそうです。


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 さらに、感染者が出た都市名や病院名すら公開しない朴槿恵政権の「情報統制」にメディアや国民から強い批判が出ていたのを受け、政府は遅ればせながら本日、関連する医療機関名を公表しました。

 韓国メディアからは「最初から公開していれば、感染者はもっと少なくて済んだはずだ」(東亜日報系のケーブル専門局「チャンネルA」)と、後手後手に回る政府の対応にため息が漏れていますね。


 本日、会見を行ったのは裏金疑惑で首相が辞任して空席となっているため、首相代行を務めている崔Q煥(チェ・ギョンファン)副首相兼企画財政部長官。
 国民の最大関心事だけに、多くのテレビ局が会見を生中継しました。

 公表されたのは計24の医療機関で、ソウルが6カ所、京畿道が12カ所、忠清南道が3カ所、大田市が2カ所、全羅北道が1カ所。
 うち感染者が発生したのが6カ所で、「平沢聖母病院」(京畿道・平沢市)、「サムスン・ソウル病院」(ソウル市)、「365ソウル・ヨルリン医院」(同)、「アサン・ソウル医院」(忠清南道)、「大青病院」(大田市)、「建陽大病院」(同)。
 残り18カ所は感染者が一時的に滞在した所です。


 平沢聖母病院は、国内最初の患者が確認され、これまでに30人以上の感染者を出した「震源地」で、先月29日に閉鎖されました。
 サムスン・ソウル病院は財閥サムスングループ系列の国内有数の大病院で、今回、国内最初の患者がMERSであることを突き止めた功績を上げましたが、その後は10人以上の感染者を出し、防疫体制の不備への批判を受けています。


 ちなみに保健福祉部は、本日、新たに感染が確認された14人のうち10人について、先月27〜29日に30代の2次感染者と同じ時期にサムスン・ソウル病院の応急室にいた際に感染したとみられると説明しています。

 サムスン・ソウル病院がソウルで最大の感染源となりましたね。


 副首相は、政府などが感染拡大のピークとされる6月中旬までMERSの封じ込めに全力を挙げる方針を示し、自宅隔離者については、モニタリングを強化するためマンツーマン担当制度を導入するほか、携帯電話を使っての位置確認も行う方針を示しました。


 一方、保健福祉部が発表した一部病院の所在地と名前に「間違い」が見つかり、約3時間後に慌てて訂正する騒動となり、あまりのお粗末さに非難の声が続出しています。

 当初は関連24病院のうち、「聖母家庭医学科医院」の所在地を「京畿道・軍浦市」としていましたが、後で「ソウル市城東区」と訂正。
 「汝矣島聖母病院」の所在地についても、「ソウル市汝矣島区」から「ソウル市永登浦区」と訂正。
 また、京畿道平沢市の「平沢プルン病院」と発表した病院名について、「平沢プルン医院」と訂正。

 国の財政支援を受けている関係で、時の政権批判に及び腰の通信社「聯合ニュース」すらも、「初歩的なミスを犯す当局に対する信頼はさらに低下するとみられる」と指摘していたぐらいです。


posted by 永遠の旅行者 at 12:58 | ソウル | Comment(0) | TrackBack(0) | MERSに恐怖する韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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