2015年06月07日
南シナ海問題、中国に対抗するフィリピンとベトナム 中国恐れノラリクラリの韓国

 先週の話で、少々旧聞になってしまいましたが、フィリピンのアキノ大統領は何とも大胆な発言をしましたね。


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 中国にすり寄る韓国に対して、同じ周辺国であるフィリピンやベトナムは不当な行為には断固として闘う覚悟を示しています。

 米国のオバマ政権が南シナ海問題に対する韓国の立場表明を求めていますが、韓国は「中国に配慮して」というか、中国ににらまれるのが怖くて明確な立場を示していません。

 朴槿恵政権は日本を昔の歴史問題、特に慰安婦問題をめぐり威勢良く非難して回っているものの、現在の中国による国際法違反の暴挙にはだんまりを決め込んでいるわけです。


 中央日報によると、 米国のダニエル・ラッセル国務次官補(東アジア太平洋担当)は3日、ワシントンで米戦略国際問題研究所(CSIS)と韓国国際交流財団の共同主催で開かれた韓米戦略対話セミナーで、南シナ海の領有権紛争に関連して「韓国が声を高めなければならない」と述べました。

 同紙は「米国が公に韓国政府の立場表明を促したのは初めて」「(もっと踏む込んだ立場表明を韓国に求める)米国の圧迫がさらに強まるだろう」と指摘し、ここでも朴槿恵政権の米中二股外交が行き詰まっていることが一段と鮮明になったと言えるでしょう。


 話をフィリピンに戻します。
 以下は産経新聞の報道です。

 フィリピンのアキノ大統領は3日、都内で講演し、南シナ海で地域の緊張を高めている中国の動きを戦前のナチス・ドイツになぞらえて批判した。中国の動向と米国の戦略について聴衆から質問を受けたアキノ氏は「もし力の空白が生じ、大国の米国が『関心がない』といえば、他の国の野心を食い止めるものはない」と述べた上で、第二次大戦前にナチス・ドイツの領土拡張を阻止する動きがなかったことを指摘した。ロイター通信などが伝えた。
 これに対し、中国外務省の華春瑩報道官は3日の記者会見で、「ばかげた発言に深く驚くとともに、強烈な不満と反対を表明する」などと批判した。
(ここまで引用)

 どうですか。

 南シナ海問題では、米国と日本がフィリピン、ベトナムを積極的に支援し、中国の動きをけん制していますが、中国は岩礁埋め立てで「人工島」をつくり、滑走路などを整備して軍事拠点化する動きを続け、対決姿勢を崩していません。


 日本にとっては、この海域はシーレーン(海上交通路)の要衝であり、石油などの資源輸入には「航行の自由」確保が欠かせないのは、みなさんのご存じの通りです。

 現在、国会で審議中の新たな安保法制には、自衛隊が地理的制約を受けずに他国軍を後方支援する重要影響事態法案が盛り込まれており、南シナ海で武力衝突が起きれば「重要影響事態」に認定されると見られ、中国に対する強力な圧力カードになっています。

 とにかく、「力による現状変更の試み」を強める中国に対抗するには、日米同盟を軸に、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどの沿岸国と連携し中国包囲網をつくるしかなく、これがオバマ政権と安倍政権の基本戦略。


 中国はいずれ、南シナ海上空に「防空識別圏」設定も強行してくると予想され、緊張は益々高まっていくでしょうし、日本の南シナ海への関与もどんどん強まっていくのは確実です。







posted by 永遠の旅行者 at 12:03 | ソウル | Comment(0) | TrackBack(0) | 膨張中国と対決する日米、従属の韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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