2015年05月30日
半ドアで離陸、乗務員が取っ手をつかんで目的地へ飛行 韓国LCCのイースター航空、安全軽視に失望
 これを読んだ時、最初は冗談かと思いました。
 韓国では「見てくれ」と「メンツ」を最重要視し、効率と利益優先で途中の手順は大胆にすっ飛ばすため、目立たない安全対策にはカネも人手もかけないという事例は簡単に見つかりますが、ここまで行くと恐怖を感じますね。
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 昨年のセウォル号沈没事故の教訓がまったく生かされていないことが、本当によく分かる話でした。


 以下は朝鮮日報の引用です。

 昨年1月、韓国の格安航空会社(LCC)「イースター航空」の国内線旅客機で運航中にドアがきちんと閉まっていないことを知らせる警告灯が点灯し、機長が乗務員に取っ手をつかませ目的地まで飛行を続けていたことが、裁判の判決文で明らかになった。

 ソウル行政裁判所行政第6部(キム・ジョンスク裁判長)は28日、この機長が国土交通部(省に相当)を相手取り操縦士資格停止処分の取り消しを求めた訴訟で、機長の請求を棄却したと発表した。

 昨年1月9日、仁川から清州に向かうイースター航空機内で、後部ドアがきちんと閉まっていないという警告灯が2度点灯したが、機長は乗務員にドアの取っ手をつかんでおくよう指示して飛行を続け、このことを航空日誌に記録しなかったとして、国土交通部から30日間の資格停止処分を受けた。
 だが、機長は「警告灯は点灯後に消え、乗務員に後部ドアを確認するよう指示しただけ。ドアをつかませた状態で運航した事実はない」と主張し、処分の取り消しを求めて提訴した。

 しかし裁判所は、機長がこの翌日に会社の安全保安室に送った電子メールを根拠に訴えを退けた。
 メールには「離陸後に警告灯が点灯して2〜3秒後に消え、乗務員にドアのロック状態を確認するよう指示した。きちんと閉まったとの報告を受けたが1分後に再び警告灯が点灯し、清州まであと少しだったため着陸するまでドアをつかんでおくよう指示した」などと記されていた。

 また、裁判により、この旅客機が清州に到着後もきちんと整備されず、済州島に向かう間にも警告灯が点灯したこと、済州から再び金浦に向かう時にはドアにテープを貼ったまま運航していたこと、さらにはこうした内容を記した機内責任者の報告書をイースター航空が削除しようとしていたことも明るみに出た。

 これらの事実は、組織ぐるみで隠蔽(いんぺい)を図った会社のやり方に反発した社員が国土交通部に内部告発したことで明らかになった。

 裁判所は「航空機の機械的な欠陥がきちんと記録されず、適期に整備が行われなかったことで大きな人的・物的被害が発生した可能性もあったため、国土交通部の資格停止処分は妥当だ」と説明した。
 国土交通部の弁護側は「航空機事故の危険性を踏まえると機長への制裁はむしろ軽すぎるが、機長は訴訟を起こし、イースター航空も訴訟を積極的に支援した。機長と会社の姿勢は非常に無責任だ」と話している。
(ここまで引用)


 どうですか。

 私もイースター航空を利用したことがあり、なかなか快適な飛行だった記憶があるのですが、この記事を読み、安全軽視の姿勢に失望ですね。
 今後は「企業体質が改善されない限り、絶対に利用しまい」と決心しました。





posted by 永遠の旅行者 at 00:37 | ソウル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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