2015年04月11日
2012年大統領選で朴槿恵選対幹部に2億ウォン供与、選挙資金と認識 自殺の企業家の肉声公開
 李明博(イ・ミョンバク)前政権が力を入れた「資源(獲得)外交」をめぐる不正疑惑で、検察当局から逮捕令状を請求されていた建設・開発会社「京南企業」前会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏(63)が自殺した事件。
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(成完鍾氏と、残されたメモ 画像はハンギョレ新聞)


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 同氏が過去に朴槿恵政権の中枢人物らに多額の現金を渡していたことを示す自筆メモが見つかった上、自殺直前に電話インタビューでカネのやり取りを詳細に説明する同氏の肉声を京郷新聞が公開したことから、事態は「朴槿恵政権疑獄」の色合いが濃くなっています。


 特に現金の授受があった人物としてメモに記された8人の中に、朴槿恵政権の歴代大統領秘書室長全員が含まれており、韓国民に大きな衝撃を与えました。

 左派メディアだけでなく、朴槿恵政権寄りの朝鮮日報や中央日報まで「疑惑の徹底捜査」を求める社説を掲載し、朴槿恵大統領は次第に追い詰められつつありますね。


 京郷新聞は昨日に続き、本日も成完鍾氏の電話インタビューの肉声を一部公開。

 それによると、成完鍾氏は、メモに名前が載った8人のうちの1人である洪文鐘(ホン・ムンジョン)氏(与党セヌリ党議員、国会の未来創造科学放送通信委員会委員長)について言及し、「(2012年の)大統領選挙の時、(朴槿恵氏の中央選対で組織総括本部長を務めた)洪文鐘氏に2億ウォン程度を現金で供与した」「この人(洪文鐘氏)も自分が(この金を)使ったでしょうか? 大統領選挙に使ったでしょう」と述べ、裏金処理されて大統領選の資金に投入されたとの認識を示しました。

 もし2012年にこうした金銭の授受があったとすれば、刑事事件の時効は成立しておらず、検察当局が事実を立証すれば摘発が可能です。
 
 しかも、本当に大統領選挙の資金に使われたとすれば、朴槿恵大統領自身の関与の有無を巡る論争が起きるのは確実。
 例え、大統領自身が「知らなかった」としても、道義的な責任を問う世論が高まる可能性があり、そうなれば政権は窮地に立たされます。


 一方、保守系有力紙の東亜日報系列のケーブル専門局「チャンネルA」は、成完鍾氏の知人である牧師の話として、同氏が2週間ほど前にこの牧師をソウル市内の自社系列ホテルに呼び出し、自分が過去に政治家100人余りに対して、1人当たり1億ウォン以上、総計約150億ウォンの現金を渡してきたと暴露した、と報じました。

 同テレビは、この牧師が証言する肉声をニュース番組で公開しており、証言自体の信憑性は高そうです。


 昨年はセウォル号沈没事故をめぐる国政混乱が続いた韓国ですが、今年は「成完鍾リスト」で明け暮れそうな雰囲気になってきました。

 一時は40%前後にまで回復した朴槿恵大統領の支持率が、再び急落するのは確実な情勢で、韓国政局から益々目が離せなくなりましたね。


posted by 永遠の旅行者 at 20:57 | ソウル | Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国政治 反日の朴槿恵政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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