2015年03月18日
韓国の原発図面流出、北朝鮮のサイバー部隊の犯行 ソニー事件後にネット上に暴露、オバマ政権のけん制狙う?
 韓国政府の合同捜査団が17日、「原発反対グループ」を名乗る何者かが昨年12月と今月12日に韓国内にある原発の図面などをインターネット上に公開した事件について、北朝鮮ハッカー組織の犯行だとする中間捜査結果を発表しました。


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 「ハッカー組織」といっても、「北朝鮮の民間犯罪組織が勝手に犯行を行った」なんてことは考えられないので、当然、朝鮮労働党の工作機関や朝鮮人民軍の傘下にある組織が実行犯ということです。
 要は「サイバー攻撃部隊」、もしくは「ハッカー部隊」なんでしょうね。


 ハッキング行為が相当以前から行われていたことや、北朝鮮の金正恩第1書記をおちょくったコメディー映画「ザ・インタビュー」を制作したソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対するサイバー攻撃から間もなく発覚(自ら暴露)したこともあって、当初から北朝鮮の犯行が強く疑われていたため、韓国内では「やはりそうか」という受け止めです。


 朝鮮日報によると、犯人は昨年12月に5回、原発を運営する韓国水力原子力(韓水原)の内部資料をブログやツイッターで公開し、クリスマスまでに一部原発の運転を停止しなければ資料の公開を続けると脅迫していました。
 また、今月12日には「金が必要だ」と金銭を要求。
 計6回にわたり、原発図面や韓水原職員の住所録、電話番号リストなど94件のファイルを公開しました。

 捜査団によると、図面などファイルのほとんどは韓水原の内部システムから入手したものではなく、韓水原の職員、元職員や協力会社社員らの電子メールをハッキングして手に入れたものであることが判明。
 電子メールに不正プログラムを仕込み、パソコンを感染させて資料を盗み出す手口が使われ、主に昨年7〜9月に行われたとか。


 とにかく、北朝鮮が韓国の重要情報にアクセスするため、日常的に様々な手段を使ってハッキングを繰り返しているのは間違いありません。

 北朝鮮は全面戦争の際、原発を攻撃対象にしているでしょうし、平時には局地的なテロ攻撃の目標の1つに設定しているのは確実ですから、今回のハッキングは日常的なサイバー上での情報収集活動の一環なのでしょう。


 こうして集めた情報をネット上で公開したのは、ソニーの事件で北朝鮮への圧迫を強める米国をけん制する狙いがあったのかもしれませんね。

 さすがに米国の企業や施設を狙って再びサイバー攻撃を仕掛けて、オバマ大統領をさらに怒らせるのはまずいので、米国の同盟国である韓国の重要施設に対して以前から継続的にハッキングしていたことを自ら暴露し、そのサイバー戦能力の高さと、韓国を「人質」に取っていることを誇示した、という解釈です。


 韓国の原発をめぐって起きたことが、日本でも起きている可能性もあるとみられ、警戒が必要です。

 おそらく、日本政府がチェックを強めているとは思いますが。


posted by 永遠の旅行者 at 00:08 | ソウル 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金正恩の北朝鮮、愛憎渦巻く韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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