2015年03月13日
英国が中国主導のアジア投資銀行創設に参加へ 日米はショック、習近平政権は韓国圧迫を強める見通し
 英国が、中国の主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバー参加を申請したそうですね。
 「申請」といっても、事実上の参加決定で間違いありません。

 主要7カ国(G7)の中で初めての参加表明で、中国がAIIBを勢力拡大のための「手段」として使う恐れがあるとみて警戒する日米両国にとっては非情に悪いニュースです。

習近平の政治思想 「紅」と「黄」の正統

習近平の政治思想 「紅」と「黄」の正統
価格:2,592円(税込、送料別)




スポンサードリンク


 英国はこのところ、巨額投資の見返りなのか、中国にすり寄っている感じがしていましたが、案の定、というべきでしょうか。


 今回、習近平国家主席から「巨額投資」を取引カードにして相当に強い要請があったのは確実で、英国は「赤いマネー」に目がくらんだのでしょう。

 先日、中国を訪れた英国のウィリアム王子にしても、欧州の先進国が最も敏感な「人権問題」を素通りしてしまいましたので、英国は今後、中国が少数民族への人権弾圧を繰り返そうが、周辺国を軍事力で圧迫しようが、まったく「お構いなし」という姿勢なのですね。


 まあ、日本から見てロシアのクリミア半島編入などのウクライナ情勢が他人事に感じられるのと同様、欧州の国々にとって中国の海洋進出は「自分たちには関係ない」という感じなのでしょう。

 ただ、曲がりなりにもG7メンバーであり、米国の最大の同盟国である英国がこうした行動に出るとは、オバマ政権も随分、なめられたものですね。


 米国はAIIBについて、世界銀行など米国主導の国際金融秩序への挑戦と受け止めて警戒し、同盟国にも参加自制を呼びかけてきました。
 13日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、今回の英政府の発表について、米政府が非難する立場を明らかにしたそうです。


 今回の事態を最も喜ぶのは、例によって韓国でしょう。
 英国の申請でたがが外れ、他のG7メンバーも参加に踏み切れば、米国からの圧力で参加を保留している韓国も、俄然、強気に出る可能性があります。


 きっと、習近平政権は韓国に対し「英国も参加を決めたのだから、これ以上、米国の目を気にするな」と圧力を強めるでしょうし、韓国も次第にその気になるのではないでしょうか。

 今後の朴槿恵政権の動きに注目です。



チャイナ・セブン 〈紅い皇帝〉習近平

チャイナ・セブン 〈紅い皇帝〉習近平
価格:1,728円(税込、送料別)



posted by 永遠の旅行者 at 21:08 | ソウル | Comment(0) | TrackBack(0) | 膨張中国と対決する日米、従属の韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。