2015年03月13日
在韓米軍、THAAD配備の候補地調査済みと発表 朴槿恵政権に圧力、既成事実化図る戦略か
 オバマ政権が水面下で在韓米軍への配備を容認するよう韓国に要求しているTHAAD(サード=終末高高度防衛ミサイル)について、米国が動きましたね。




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 中国の顔色ばかり見てノラリクラリする朴槿恵政権に対し、相当、苛立っていた米国ですが、先日の駐韓米国大使襲撃事件で「被害者」となったことから、韓国に大きな「貸し」ができました。
 今後は、これを最大限に活用して韓国政府を圧迫し、なし崩し的に配備計画を推進するつもりなのでしょう。


 聯合ニュースによると、在韓米軍司令部は12日に発表した資料で、「韓国にはTHAADが配備される可能性がある場所があり、将来の配備に備えて適切な場所を探すための非公式調査を行った」と明らかにしました。
 ただ配備の可否や場所に関する決定は「下されていない」と説明したそうです。


 THAADは、表向きは北朝鮮の弾道ミサイル攻撃から在韓米軍基地などを守るのが目的ですが、中国の弾道ミサイルも補足できることから、習近平国家主席が朴槿恵大統領との首脳会談で配備を受け入れないよう求めています。

 米国としては、当然、中国の弾道ミサイルに対する抑止力にもなると考えているでしょうし、むしろ、こっちの方が本来の狙いかもしれません。


 ここ数年、米韓合同軍事演習の際にも、米空母部隊を黄海に近づけないよう中国がけん制を強めていることから、米国にとってTHAADの韓国D配備の必要性は高まっているはずです。


 日米が共同で北東アジア地域に展開するミサイル防衛(MD)に組み込まれるのを拒否している韓国は、THAAD配備の要請すら「受けていない」との立場で、オバマ政権もこれまでは韓国に配慮して調子を合わせてきましたが、最近は「高官発言」を使って圧力を強めています。


 今回、在韓米軍が配備場所の「非公式調査」実施を発表したことで、韓国民に米国の意向をより明確に知らせる狙いもあるのかもしれません。

 朝鮮日報によると、12日、韓国国防部(省に相当)は、THAAD配備に関する米軍の公式な釈明をめぐって「THAAD関連の内容を認める公式の釈明は困る」との立場を示し、米韓連合軍司令部(司令官は在韓米軍司令官)側と摩擦が起きたそうです。

 朴槿恵大統領は、中国と米国の間でますます身動きがとれなくなりそうですね。





posted by 永遠の旅行者 at 02:03 | ソウル | Comment(0) | TrackBack(0) | 膨張中国と対決する日米、従属の韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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