2015年03月04日
韓国、就職難で若者は「5放世代」を自認 恋愛、結婚、出産、住居準備、人間関係を諦める
 「財閥」と呼ばれる大手企業グループが経済を支配する韓国ですが、その財閥企業の正社員になれるのは一握りのエリートのみ。
 SBSテレビによると、今年の大学卒業生のうち、すぐに就職できたのは半分程度。
 ソウル大、高麗大、延世大というトップ3の超難関大を出ても、非正規社員やアルバイトとして暮らす者が多くいます。


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 このブログでも以前、就職難で「恋愛」、「結婚」、「出産」を放棄するという「3放(サムポ)世代」について取り上げたことがありますが、最近は「住居準備」と「人間関係」まで諦める「5放世代」が増えているそうです。


 以下はハンギョレ新聞の記事です。
 就職難が深刻になる中で青年世代が放棄することが増えている。
 恋愛と結婚、出産を放棄するという“3放(サムポ)世代”は昔の話。 住居準備と人間関係まで放棄する“5放世代”が増えている。
  実際、20〜30代の2人に1人は5つのうち1つ以上を諦めた、という調査が出た。

 就職ポータルのサラムイン(人in)は、20〜30代の2880人を対象に「恋愛、結婚、出産、対人関係、住居準備のうち、諦めたものはありますか」と尋ねたところ、57.6%が「ある」と答えた、と3日明らかにした。
  この調査は2月2日〜12日までオンライン・アンケートで行われた。

 内容を詳しく見れば、「結婚」を半分以上(50.2%、複数応答)が「諦めた」と答え、次いで「住居準備」(46.8%)、「出産」(45.9%)、「恋愛」(43.1%)、「対人関係」(38.7%)の順だった。

 性別では、男性は結婚(53.2%、複数応答)、恋愛(48.5%)、住居準備(47.2%)、出産(41.9%)、対人関係(40%)の順で「諦めた」という回答が多かった。
 女性は出産(50.7%、複数応答)、結婚(46.5%)、住居準備(46.3%)、対人関係(37.1%)、恋愛(36.6%)の順で、違いを見せた。

 初めて放棄を決意した時期については「最初の就職に成功した時点」(29.9%)が最も多く、「就職準備時点」(28.2%)がこれに次いだ。 「大学在学時」(16.4%)、「学生時代およびそれ以前」(13.1%)、「結婚準備時」(5.5%)などの回答もあった。

 放棄に至った理由としては「貯金がない」(49.8%、複数応答)を最初に挙げた。
  次いで「現在収入がない、または極めて少ない」(43.1%)、「多少お金を貯めても大変だから」(40.9%)、「きちんとやっていける自信がない」(35.1%)、「貧困を相続させたくない」(31.6%)、「就職が遅れたので」(29.3%)、「時間的余裕がない」(27.8%)などの回答もあった。

 項目別に放棄した理由を調べると、恋愛については「自分がしたいからといって出来るわけではない」(57.5%、複数応答)、結婚は「住宅準備などしなければならないことが多くて」(49.8%)、出産は「経済的負担があまりに大きい」(72.8%)、対人関係は「就職など今はもっと切実なことがある」(53%)、住居準備は「どうせ現実的には不可能」(73%)をそれぞれ第1位に挙げた。
(ここまで引用)


 どうですか。
 なかなか切実な声ですね。

 日本の場合、ここまで絶望的ではないでしょうが、若者の状況がかなり厳しいのは同様で、人ごとだと言ってはいられませんね。


posted by 永遠の旅行者 at 19:06 | ソウル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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