2015年02月18日
ヨン様が14歳年下の恋人と破局 財閥一族との「身分差」埋められず?
 「ヨン様」こと、俳優ペ・ヨンジュン(42)が、結婚説まで飛び出していた14歳年下の恋人と別れたと韓国メディアが一斉に報じましたね。




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 ヨン様の所属事務所も別離の事実を確認しているとのことなので、「破局」は間違いないようです。


 各メディアの報道を見ても、別れの理由に関しては当人たちが語らず、不明ということですが、おそらく最後まで「身分の差」というか、「階級の差」を埋めることが出来なかったのではないでしょうか。


 ヨン様は元祖韓流スターで、所属する芸能事務所「キーイースト」の最大株主。
 まあ、同社の事実上のオーナーですね。
 同社は韓国の株式市場に上場されている企業であり、ヨン様の保有株の時価総額は15日の終値基準で700億ウォン(約75億円)を超すそうです。

 一方、恋人だったグ・ソヒさんは、具滋均(ク・ジャギュン)LS産電副会長の次女。
 要は、「財閥」LSグループ一族の「お姫様」です。


 外国人の目から見れば、それほど釣り合いの悪くないカップルのように思えますが、韓国では芸能人はしょせん、芸能人にすぎません。


 「財閥」一族は社会の最上位層に位置づけられますが、彼らの目から見れば「下層階級」である芸能人のヨン様が一族に入り込むのは許せないのではないでしょうか。


 以前の報道だと、グ・ソヒさんはLSグループの一族として、グループ企業の株式も受け継いでいます。
 ヨン様と結婚すれば、一族で持ち合っている株の管理問題も出てくるのかもしれません。


 安っぽい韓流ドラマにしばしば登場するストーリーの1つに、財閥一族の御曹司(お姫様)と一般庶民の女性(男性)が恋に落ちるものの、一族から猛反対され、御曹司(お姫様)の相手の方は次々と酷い嫌がらせを受ける、というのがあります。

 これも、財閥一家が庶民を「下層階級」と考えているから、自分たち一族に入り込んでくるのが生理的に許せないために起こる行動なのでしょう。
 実際、過去には財閥一家の若者が一般人と恋に落ち、一族の猛反対に遭って自殺した事件がありました。


 ヨン様は数年前、ソウルの最高級住宅地にある日本大使公邸の向かい側に豪邸を購入し、日本人ファンの観光名所にもなっていますが、これも「階級差」を埋める努力の1つだったのかもしれませんね。


 日本で暮らしていると、「階級の差」を意識することはあまりありませんが(露骨に見えない、という意味で、存在はします)、韓国は違います。
 古い言い方ですが、韓国は、王侯貴族のような暮らしをし、富と権力を欲しいままにする財閥オーナー一族を頂点にした厳然とした「階級社会」と言えます。

 韓国の「階級社会」は、ある意味で「序列社会」と言い換えてもよいかも知れません。


 財閥一族は別格として、一般の韓国人は、住んでいる場所で「階級」が決まる、というか、自分たちの頭の中で「序列」が出来るのです。

 まず、首都ソウルに住んでいることが大前提になります。
 ヨン様の豪邸がある地区や、南山を登っていく途中の高級住宅街は、サムスン会長など財閥一族も自宅を構えているところで、ここは一般人とはあまり縁がありません。(笑)


 韓国ドラマでよく、金持ちの街の象徴として登場する「狎鴎亭(アックジョン)」や「清潭洞(チョンダムドン)」は、確かに大手企業の一家や有名芸能人が住んでおり、韓国人もドラマのようなイメージを抱いていますが、ヨン様の豪邸がある地区などに比べると、値段はともかく、「格」は下になります。


 その下の小金持ちや高給取りのサラリーマン、高級官僚、芸能人などは、江南(カンナム)地域の3区(もちろん、狎鴎亭や清潭洞以外の場所)と龍山区の二村洞(イチョンドン)一帯、陽川区の木洞(モクドン)一帯などにアパート(日本のマンションに相当)を買います。

 江南に近い城南市の盆唐(ブンダン)地区や、最近では同市の板橋(パンギョ)も「金持ちの住む街」と認識されています。

 
 初対面の韓国人と話をすると、まず「お歳は?」「結婚していますか?」「自宅はどこですか?」と3つの質問を受けますが、この自宅の場所を聞かれると「●●洞です」と答えるのが通例です。

 「洞」というのは「区」の下にある行政区域で、この時、上に記したような地区の名前を言うと、相手が一般のサラリーマンなら「この人は金持ちだ」「自分より格上だ」と言った感情を持ちますし、富裕層の人なら「自分とほぼ同じ階層に属するな」と思うのです。


 もちろん、職業や年収が大事なのは言うまでもありませんが、そうした部分も最終的には高級住宅地に住む力量があるかどうかに集約されるため、自宅の場所さえ聞けば、その人の「身分」「階級」はほぼ把握できるわけです。


 日本だと、ここまで住む場所によって「階級」や「序列」の意識は起こりませんが、序列好きの韓国人は、そうはいかないのです。

 何とも歪んだ社会ですが、変わることはないので、仕方がありません。

 日本人ファンにとっては、今や「神様」に近い領域に到達しているヨン様ですが、彼は彼で「たたき上げ」の芸能人兼事業家として、必死でここまで階級社会の階段を駆け上がってきたのです。

 しかし、その彼でも、財閥一族の壁を超えることは不可能だった、というわけでしょうか。


posted by 永遠の旅行者 at 06:00 | ソウル 🌁 | Comment(0) | 結構ハマる韓国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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