2015年02月18日
朴槿恵大統領を批判するビラばらまき、男女3人組が逃走 韓国警察が捜査中
 朴槿恵大統領の地盤である韓国南東部・大邱市内で、大統領を非難する印刷物がばらまかれ、警察が捜査に乗り出したそうです。


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 通信社のNEWSISによると、16日午後2時ごろ。大邱市寿城区泛魚洞にある与党セヌリ党の大邱市・慶尚北道支部前の道路で、身元不明の男2人と女1人が朴大統領を非難する印刷物をまいて逃走。

 3人がまいた印刷物はA4サイズで、表面には朴大統領が北朝鮮の故・金正日総書記と並んで写った写真が掲載されていました。
 写真の上には「朴槿恵も国家保安法(違反)で徹底的に捜査しろ!」「自分たちがやれば平和(のための)活動、他人がやれば従北(北朝鮮に追従)・反国家行為」といった文言が書かれていたそうです。


 朴大統領を批判するビラは韓国各地でと時々、ばらまかれ、そのたびに警察が捜査に乗り出します。

 韓国メデイアは何の疑問も持っていないかのように、「事件」を淡々と報道するのですが、何かおかしいとは思わないのでしょうか。


 日本なら、安倍首相はおろか、天皇陛下を批判するビラがばらまかれたとしても、犯罪やテロを予告したり、脅迫文と受け取れる内容だったりしない限り、警察が前面に出て堂々と捜査したりはしないでしょう。

 警察の警備公安部門や公安調査庁がテロ防止や過激派の動向監視など治安維持上の観点から、ビラの出所やばらまいた人間をひっそりと追跡、調査するかもしれませんが、憲法で「表現の自由」が保証されているわけですから、ビラまき行為だけで強制捜査ができるわけではありません。

 過激派の場合は、別件で家宅捜索などをやられるでしょうけど、一般人ならば「要注意人物」とみられ、せいぜいブラックリストに載る程度でしょう。


 ところが、NEWSISによると、「現場に出動した警察は、周辺の商店主など目撃者の証言を基に、3人の身元を特定するため捜査に全力を挙げている」といいます。
 韓国では、警察が堂々と「捜査」に乗り出してくるのですね。


 北朝鮮とつながりのある人物による金正恩体制賛美や思想宣伝目的の可能性があれば、国家保安法が存在していますから、国家情報院や警察、検察が捜査する根拠はありますが、単なる大統領批判を取り締まる法的根拠はあるのでしょうか。


 やはり名誉毀損なのかもしれませんが、これも誰かが検察などに告訴しないと捜査当局は動けないのではないでしょうか?
 産経新聞の前ソウル市局長の場合は、保守団体の告発を受けて検察が捜査に乗り出しましたよね。


 まあ、写真の下には最近、平和コンサート(北朝鮮を擁護・賛美する内容のトークショー)を行って逮捕された黄羨(ファン・ソン)氏(旧・民主労働党副スポークスマン)についての内容も記載されていたということなので、ビラをまいたのは急進左派勢力の人物と推定できます。

 もしかしたら、北朝鮮にシンパシーを持つ人物である可能性もあり、この点では国家保安法が絡んでくるのかも知れませんが‥。


 それにしても、最高指導者を批判するビラがばらまかれ、そのたびに捜査機関が右往左往するというのは、どこか「彼の国」の姿と重なりますが、いったいどうなっているのでしょう。


posted by 永遠の旅行者 at 00:00 | ソウル 🌁 | Comment(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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