2015年02月11日
サムスンのスマートテレビが会話内容を第三者に転送? オーウェル小説「1984」連想させるとの批判も
 スマートフォンは、悪意を持った者が外部からハッキングした場合、電源を切ったままでも周辺の音声を拾い、盗聴装置の役割を果たす、という話は本当のようですが、まさかテレビで盗聴と似たような行為が自動的に行われている疑いが強いとは知りませんでした。




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 以下はハンギョレ新聞の報道です。

 サムスン電子のスマートテレビの音声認識機能が、私生活侵害の可能性があるという指摘を受けている。 一部ではジョージ・オーウェルの小説「1984」を連想させるという批判まで出ている。

 論議の発端は米国のインターネットメディア「デイリービースト」(The Daily Beast)がサムスン製スマートテレビの私生活保護政策に問題のある内容を発見し、今月5日に報道したことだ。
 デイリービーストは、サムスン製スマートテレビの私生活保護政策に「会話に含まれる私的な内容や敏感な内容の情報が収集され第三者に転送される可能性があることに留意してください」という字句があるとし、サムスンがスマートテレビ機能の向上のために利用者の私生活情報を収集しているという意図があると報道した。

 米国電子フロンティア財団(EFF)の知的財産権担当弁護士コリーン・マッシェリー(Corynne McSherry)氏は「サムスンはユーザーが話した内容をテキストに切り替えるために第三者のサービスを利用していると見られる」として「サムスンは自社サービスの向上のために一種の裁量権を持つ空間を確保しようとしたものと見られる。だが、サムスンの(私生活保護政策文面は)極めて広く解釈される余地がある」とデイリービーストに話した。
 彼女は「私が消費者ならばサムスンが資料を伝送すると言う第三者が誰なのかを知りたい」とも話した。

 以後、電子フロンティア財団のある活動家はサムスン製スマートテレビの音声認識機能が小説「1984」で思想警察などと共に体制転覆の危険要素になりうる人物を監視するのに使う道具である“テレスクリーン”のように見えると批判した。
 テレスクリーンとは「1984」でテレビと監視カメラの機能を同時に備えた装置として登場する。

 9日には英国のBBC放送もサムスン製のスマートテレビ問題について「テレビの前で話をしないでください。会話を聴いているテレビに関する警告」というタイトルで扱った。
 BBCはサムスンが問題の第三者とは米国の企業「ニュアンス」だと明らかにしたと伝えた。 ニュアンスは、世界的な音声認識機能企業でアップルの音声認識サービスである「Siri」を開発した企業だ。
 BBCはスマートテレビの音声認識機能が私生活を侵害する問題は、2013年にLG電子のスマートテレビに対しても起こったことがあると伝えた。
 論議が起こるとLGはスマートテレビの情報収集機能をユーザーが停止出来る機能をソフトウェアのアップデートを通じて追加した。

 サムスンも論議が起こるとすぐに自社ホームページを通じて声明を出した。
 サムスンは声明で「サムスンは消費者の私生活を極めて厳重に保護している」とし、「サムスンは収集した音声情報を保有ないしは販売をせず、音声認識機能が働けばマイクの表示が出るのでユーザーはそれを認知できる」と明らかにした、とBBCは伝えた。
(ここまで引用)


 いくら「私生活情報収集のスイッチをオフにできる」と説明されても、本当に収集を中断しているのか、技術の素人には分かりません。
 とにかく気持ち悪いことこの上ないですね。

 私はパソコンに付いているスカイプ用のカメラも、気持ち悪いので普段はオフにしています。


 防犯用の監視カメラは必要悪として仕方ありませんが、最近はとにかく個人情報を勝手に集める道具が多すぎますね。

 グーグルグラスなんかは、公共の場で撮影する際には、周囲に「撮影中」であることを知らせる警報音が鳴る仕組みにでもしない限り、使用禁止にすべきだと思っています。(笑)


 とにかく、個人的には「絶対にスマートテレビは使いたくない」と思ったニュースでした。



posted by 永遠の旅行者 at 20:36 | ソウル | Comment(0) | 海外から見る日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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