2015年01月11日
病床のサムスン・李健熙会長が寂しい誕生日 後継の長男、中国追い上げで次の「稼ぎ頭」模索
 韓国GDPの2割を占め、毎年、新卒社員募集に10万人が応募するサムスングループ。
 飛躍的な発展を遂げた韓国経済の象徴であり、「サムスンが躓(つまず)けば、韓国全体が沈む」と称される巨大財閥です。

 その「総帥」である李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長は昨年、心筋梗塞で倒れ入院中。
 そして韓国メディアによると、李健熙氏は9日、74回目の誕生日を病床で迎えました。

 例年はソウル市内の新羅ホテルでサムスングループ社長団の夫妻と夕食会を行っていたということですが、営業利益の急減で「サムスンの危機」が叫ばれる中、今年はうって変わって寂しい誕生日だったと思われます。


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 日本のメディアでもたびたび報じられている通り、グループの中核であるサムスン電子は他の企業が出した新製品の中から世界の潮流となるものを見分け、素早い経営判断と資源の集中投入で先発企業のすぐ後に追いつく「2番手戦略」により急成長。
 特にアップルを後追いしたスマートフォンの分野では世界一のシェアを占めるに至り、サムスン電子に部品を供給するグループ各社とともに、つい最近まで我が世の春を謳歌していました。

 ところが、過度なスマホ依存が続く中、華為や小米など中国ブランドの低価格攻勢で頼みのスマホのシェアが急減、その地位が揺らいでいます。
 スマホに代わる収益源となる「次の稼ぎ頭」が見つからないまま、サムスンを世界的企業グループに躍進させたカリスマ経営者、李健熙氏が病床の身となりました。


  現在、後継者の地位にあるのは李健熙氏の長男、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長ですが、長女の李富真(イ・ブジン)ホテル新羅社長兼サムスンエバーランド社長も「父親の才能を引き継いでいる」との評判で、かなりのやり手。

 ただ、聯合ニュースなどによると、李富真氏が4.95%の株式を保有していたサムスン総合化学が売却され、同氏がグループの化学部門を引き継ぐのではないかとの見方が消失。
 李在鎔氏が電気電子、金融、建設、重工業など、サムスンの主な事業を引き継ぐ路線が一段と明確になった。

 李富真氏はホテル、流通、商社関連の事業を継承し、サムスンエバーランドファッション部門(2013年に第一毛織からファッション部門譲渡)社長である次女の李叙顕(イ・ソヒョン)氏は、ファッション、メディア・広告事業を担うようです。





posted by 永遠の旅行者 at 00:27 | ソウル ☀ | Comment(0) | 格差と対立の韓国社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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